
皆さん、こんにちは。いんくんです!
今日は話題の韓国激辛ラーメン「ブルダックポックンミョン(炒め麺)불닭볶음면」シリーズをレビューします。
辛い物が苦手な僕には魔王みたいな存在。レビューを書くだけでゾクゾクしています。
まず、SHUから説明をします。スコヴィル辛味単位 (Scoville heat units, SHU)の意味で、唐辛子の辛さを計る単位を表現する時に使います。
普段「スコヴィル値」と呼ばれていますが、つまりこれは「唐辛子の戦闘力」です!
例えば、ピーマンが0~25SHU、青唐辛子が1500SHUです。
まず、今日は四天王の中で2つを紹介します。「ブルダックポックンミョン」と、「チーズブルダックポックンミョン」です。
2012年から「サムヤン社」で販売されている激辛ラーメンです。ブルダック(激辛焼き鳥)をモチーフとした商品です。
もちろん鶏肉ではなく、ブルダックの「ソース」を使ったラーメンなので、鶏肉の味よりは「激辛」の味が圧倒的に強いです。
「ブルダックポックンミョン」のスコヴィル値は…なんと4404SHU!!!!!辛ラーメンが1320SHUなので、3倍以上辛いです。辛ラーメンも乗り越えなかった僕には、まるで魔王…値段は105gに1500ウォン(145円)、カロリーは425kcal。ナトリウムは950㎎で意外と少ないです。汁がないからだと思いますね。1日ナトリウム摂取量の48%です。
「チーズブルダックポックンミョン」は2016年販売開始した商品です。チーズ粉末が追加されて、辛さのレベルも減らしたバージョンです。
でも、減らしても2755SHUです。辛ラーメンより2倍の数値。値段はオリジナルよりちょい高い1600ウォン(155円)カロリーは430kcal,ナトリウムは1000mgで、オリジナルより高いですね。
調味料として入っているチーズでナトリウムが上がったと思います。1日ナトリウム摂取量の50%です。

大火事にエスプレッソ1Shotかけるくらいだとは、まだ分からなかったです。
この商品は、粉末スープではなく「液状ソース」です。二つとも色は変わりませんが、オリジナルは濃いカプサイシンの匂いと、香ばしさ、甘い匂いが強く、
チーズブルダックポックンミョンはオリジナル+チーズの香りがします。
オリジナルの横にあるのは「白ごま」と「のり」で、乾燥フレークがない代わりに入っています。調理後に上にかける調味料ですね。
チーズブルダックポックンミョンはオリジナル+チーズ粉末です。ここも強いチーズの香りがしますね。
サムヤンの商品紹介には「モッツァレラチーズ」の風味って書いてましたが、匂いも色もチェダーチーズに近いと思います。

完成した写真では違いが分からないんですが、チーズブルダックポックンミョンの方(右)がもっと粘度が高いです。
オリジナルはソースの香り通りですね。香ばしで甘く感じますが、僕の嗅覚細胞に強打するこのカプサイシンの匂い…これはもう涙が出そうです。
麺はラー油ぽいオイルにコーティングされてちょっとさらさら?かも。(時間立つと、どんどん固くなるんです。)
チーズブルダックポックンミョンはオリジナル+強いチーズの匂いです。やっぱりモッツァレラよりはチェダーに近い匂いがしますね。
まず、チーズブルダックポックンミョンからです。最初は甘くて、ちょっとチーズの味もしたんですが、
辛いいいいいいいい
痛みが3秒くらいで来ます。はあはあ無理ぃ…
後味はやっぱりチーズの味が甘みと一緒に混ぜれてる感じでありますが、チーズの兵団とカプサイシンの兵団が砂糖結晶の槍で攻撃しているような走馬灯を見ました。
辛ラーメンも攻略できない僕には、この商品の魅力が分からないかも…でしたが、隣のスタッフさんはどんどん召し上がってました。
「辛いですね!」といいながら汗もかかず召し上がってる姿を見て、「次、生まれる時には舌に課金しよう」と思いました。
オリジナルも試食しなくちゃ…(涙)
辛いいいいいいいい
敏感になった舌に第二撃!!!
チーズブルダックポックンミョンで感じた辛さはこいつですね。香ばしさと、甘さを感じますが、もっと辛いです。
辛さは瞬間来るんじゃなく、ゆっくり時間かけてきて、長く残ります。ソースに入ってる油分が粘膜表面にくっついて、水で簡単に流せないんです。
よかったのはソース油分が軽くてオイリー感はないことです。インスタント焼きそばの中にある半固体化されてる油分と違いますね。粘膜に強烈な刺激があります。口の中・食道・唇、そして袋を捨てながら、ソースがちょいついた指先の爪の下まで。
【内容物】
オリジナル:105g
チーズ: 105g
【カロリー】
オリジナル: 425kcal
チーズ: 430kcal
【スコヴィル値】
オリジナル :4404 SHU
チーズ :2755 SHU
辛ラーメン:1320 SHU
【値段】
オリジナル: 1500ウォン
チーズ:1600ウォン
【ボリューム感】
オリジナル:☆☆☆☆
チーズ:☆☆☆☆
【辛さ】
オリジナル:★★★★★★
チーズ:★★★★★☆
【ナトリウム(塩分)】
オリジナル:950mg
チーズ: 1000mg
【麺】
両方同じ「揚げ麺」
【具】
オリジナル:のり・白ごま
チーズ:のり・白ごま・チーズ粉末
辛さに個人差もあるみたいです。僕以外のスタッフさんはどんどん食べていたので、この商品は辛さに強い方は口に合うかもしれないですね。
韓国ではどこでも手に入る商品です。そのくらい韓国の人たちはこれをよく食べてる意味です。一部の昆虫は辛さに反応なく、唐辛子などをバクバク食べてる種がいますが、漫画のテラフォーマーズみたいに、そのDNAがちょっとあったら食べれるんじゃないかな?と思う商品でした。
来週は四天王の後2つを紹介します。しかし、漫画ではいつも四天王の上に「ラストボス」がいます。
いつか紹介するかもしれませんが、それは「ヘクブルダックポックンミョン」。「ヘク」は(核)です。核ブルダックポックンミョン…
恐ろしい!!!スコヴィル値は10,000SHU!!!恐ろしい!!!!