
皆さん!今回はラーメンから離れて、日本で人気になった「YOPOKKI(ヨッポギ)」をレビューします。
2011年に販売開始した製品で、韓国人気料理の「トッポッキ」をインスタント化した商品です。トッポッキは米餅にコチュジャンソース・野菜・おでん・卵などを一緒に煮込んだ「屋台料理」です。
今も韓国の市場には必ずトッポッキ屋台がありますので、お持ち帰りや、食事ができるようになってるのも特徴ですね。
そのトッポッキをインスタント化して、カップに入れて販売してるのがヨッポギです。
今日レビューする商品のバリエーションは「甘辛」と「激辛」です。
甘辛は一番基本的なトッポッキの味だと予想できますが、いつも激辛が問題です。激辛を再現する材料はものすごく多くて、完成した味も素材によって、風味がそれぞれです。
例えば、辛いだけ・香ばしさ・素材に使った原料の香りもあるし、唐辛子にもそれぞれ味と香が違うので…食べないと分からないです。怖い。

両方同じ餅です。量もサイズも同じですね。ただ、一般的なトッポッキ用餅と比べて、細くて小さいです。それはインスタント化してたので、調理も早くするためであると思います。
甘辛の方が140gで激辛(120g)より20g重いです。その理由はソースにあります。
激辛は粉末で、甘辛は液状ソースです。市販のトッポッキが基本的に甘辛で、「水あめ」が入ることを考えたら、液状ソースになるしかないです。その理由で重量が上がったと思います。
激辛の方は粉末スープで、唐辛子の香りが強く感じれます。やっぱり激辛…トッポッキに入る「ネギ」や「おでん」などはなく、餅とソースだけです。
カロリーは両方320kcal、ナトリウムは甘辛が266mgで1日ナトリウム摂取量の13%、激辛が560mgで1日ナトリウム摂取量の28%です。うん?同じカロリーにナトリウム2倍の差がありますね。

調理してみます。あっ、お湯だけじゃなかったです。やっぱり「餅」なので、お湯だけだと熱が通らないと思ったんですけど、その通りでした。
お湯じゃなく、「お水」です!お水を入れて電子レンジに2分30秒(700W)です。
電子レンジ使うので、キャンピングとか旅行中には食べれないかも…因みに容器の中のお水基準線より、2~3㎜少なくお水を入れるのがいいです。味も濃くなるし、トッポッキ特有のドロドロ感もでますので、おすすめするTIPです。
完成した後は特に変わらないですね。
ちょっと惜しいです。やっぱり基準線より少なくお水を入れたほうがいいですね。でも、昔、小学生頃に学校前のトッポッキ屋さんで食べた、「安いけど懐かしい」匂いはします。
もちろん、僕、あんまりトッポッキを食べた記憶がないんですけど…その匂いです。
甘くて、ちょっとピリッとしますが、今まで「ブルダックポックンミョン」シリーズをレビューしてた僕に、このくらいは嬉しいことです。
激辛は唐辛子の風味が圧倒的です。辛ラーメンより辛くない?ですが、他の調味料より、韓国赤唐辛子の香りが強くて、激辛ではなく、中辛?かも。ただ、水分を少なめにして調理したら、もうちょっと辛くなりそうです。
トッポッキみたいに、色んな具がないこともちょっと残念です。ボリューム感が少なくて、インスタントの一食では足りない感はありますね。
【内容物】
「甘辛」:140g
「激辛」: 120g
【カロリー】
「甘辛」:320kcal
「激辛」:320kcal
【ボリューム感】
「甘辛」:★
「激辛」: ★
【辛さ】
「甘辛」:★☆
「激辛」: ★★
【ナトリウム(塩分)】
「甘辛」:266mg(1日ナトリウム摂取量の13%)
「激辛」:560mg(1日ナトリウム摂取量の28%)
【餅】
両方同じく、一般のトッポッキ用餅より、小さくて細い「米餅」
【具】
「甘辛」:なし
「激辛」: なし
ヨッポギは韓国より日本でヒットした商品です。逆に韓国では人気商品ではないことです。
その理由は…
1.韓国にはトッポッキの屋台が多い。
町に1個以上あります。日本の弁当屋くらいありますので、いつでも食べれる料理です。
2.トッポッキ屋では具が多い。
ネギ・卵・おでんなど多くてボリューム感もあるし、具からの出汁でトッポッキの汁が濃厚な風味を持っています。
3.餅の大きさ、お値段。
屋台のお餅は大人の指の太さで大きい。なので食感もいいです。同じ価格で同じ量なら、韓国の人は屋台に行くと思います。
この理由でトッポッキ屋さんがない日本を攻略した商品だと思います。
トッポッキをインスタント化した戦略は新しいし、日本の方々がトッポッキを簡単に食べることになったのは嬉しいですが、
本場のトッポッキを劣化した味なので、それがちょっと惜しいですね。
乾燥おでんやネギが入ったらいいなと、希望します。